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るーちゃんち誕生秘話⑧ ~上木月の土地との出会い~
そんなある日、サブスクリプションのニュースを見ていると
『高齢になっても安心して犬を継続的に飼える販売サービス』があれば!!
高齢者が、ずっと犬を飼うことができるのではと思い
一番飼うことをためらっている理由が、
・長期入院の時は無料で預かれる場あれば安心
・万が一の場合の愛犬の先行き、里親探しがあれば
・定額で安心してお手入れができ、預かれる場があれば
高齢になっても犬と安心して暮らすことができる!
と思い、2016年から犬を預かれる広い土地を探し始めました。あまり北九州から離れたくないと近隣を探していましたが、なかなか金額と場所の折り合いが合わず決まりませんでした。
探し出して3年経った2019年4月わたしの地元の隣町、鞍手郡鞍手町上木月の土地に出会いました。
上木月は、
・四季を彩る自然の美しさ
・歴史的な景勝地
・明治時代から変わらない田園風景
・その田園から見える夕陽がとてもきれいな町です。
その上木月の土地に、明治時代よりも前に建てられた30年以上空き家になっている古民家と出会いました。
その古民家の家主が50年以上前に植えたヤシの木が点在しています。持ち主は東京に移住されていて、その古民家の中の荷物はそのまま。庭は荒れ放題。その持ち主が2019年2月に亡くなられていて相続の真っ最中。これは、購入手続きが大変だと思うと同時にココだ‼と思いました。
以前には、
・ハウスメーカーが土地改良を行い分譲建売の計画がありましたが中止。
・車のスクラップ置き場計画も中止。
・古民家を買いに見学する方がたくさんいましたが、土地が広すぎて管理ができそうにないと決まらず。点在するヤシの木や庭木の処分代がかかるとのことで、ずっと決まらなかったようですが、
私たちは、
・土地が広い方がセラピー犬が遊べる
・木があると影が増え、日中でもセラピー犬たちが外へ出ることができる
ので最高の場所だと思い購入することを決めました
名義変更に1年かかり、2020年4月“犬を『飼っている方』も『飼えない方』も楽しめる場”ドッグパークづくりがはじまりました。
当初、大学生やボランティアと一緒に古民家の中の荷物を出したり、古民家再生や庭の手入れを行う予定でしたが、時代はコロナ‼
コロナの影響で全ての計画がパー。しかもコロナの影響で
・小倉の犬カフェは休業
・就労支援を受けていた利用者も出勤が怖いとのことで退職
・何もかもがうまくまわらなくなり、小倉の就労支援事業は休止をすることに
そんなコロナ禍の中でも、どうにかすすめないといけないと思い、スタッフと時間をみつけて古民家から荷物を出したり、木や蔦を切ったり、草を刈ったり、整備を行う日々。すすむ道が見えなくなってきた時に、大どんでん返しな出来事が・・・
つづきは るーちゃんち誕生秘話⑨
~セラピー犬とふれあえるカフェ カタノダプラス誕生~