犬猫殺処分問題への取り組みについて今一度考えてみませんか?
2007年にドッグセラピージャパンの前身となる任意ボランティア団体「Animal Lovers」を設立。
その後、2013年に北九州市の認可を頂き、ドッグセラピージャパンを設立しました。
任意ボランティア団体設立の2007年以降、殺処分問題に取り組ませて頂いております。
ここで、日本におけるこれまでの推移を簡単にご紹介させて頂きます。
平成19年度 犬:98,556 猫:200,760 合計:299,316
平成20年度 犬:82,464 猫:193,748 合計:276,212
平成21年度 犬:64,061 猫:165,771 合計:229,832
平成22年度 犬:51,964 猫:152,729 合計:204,693
平成23年度 犬:43,606 猫:131,136 合計:174,742
平成24年度 犬:38,447 猫:123,400 合計:161,847
平成25年度 犬:28,570 猫:99,671 合計:128,241
平成26年度 犬:21,593 猫:79,745 合計:101,338
平成27年度 犬:15,811 猫:67,091 合計:82,902
※上記数値は環境省自然環境局のHPより引用させて頂きました。
当団体は犬の殺処分問題にまずは取り組んでおりますので、犬の殺処分に関しスポットを当ててみたいと思います。
犬の飼養頭数は増え続けているのに、犬の殺処分数が減少を続けています。
いいことなのですが、どうして減っていると思いますか?
・しつけができない…
・病気になって飼い犬の世話ができなくなった…
・引っ越し先に連れていけない……
など保護施設に預ける理由は様々。
新しい飼い主が見つけられなかった場合、その犬猫たちは殺処分されてしまうのです。
そんな犬猫たちの命を救うために保護をして里親を探す活動をしている人たちがいます。
犬猫殺処分数を減らす活動において、保護をして里親を探す緊急支援は大事なことです。
しかし、緊急支援では犬猫殺処分問題の根本的解決にはなりません。
また、殺処分の数だけに着目し、目先の保護で数を減らそうとすると無理が生じます。
生じた無理は飼い主のいない犬・猫の増加に繋がるかもしれません。
犬猫殺処分0目標達成の為にも、「一般家庭での飼養が難しい犬・猫」をどんどん譲渡するのではなく、譲渡する側の知識と十分なマッチング技術で「適正譲渡」を増やすことが目標達成の近道なのではないかと考えています。
適正な譲渡を実現する為には、
飼いきれない子犬、子猫を生ませない(不妊去勢手術の普及)
最後まで責任もって飼う終生飼養の徹底(飼い主責任の普及)
迷子犬の返還率上昇(マイクロチップをいれる)
といった適正な管理も必要だと考えております。
その為にも、適正飼養の普及啓発活動が大事です。
「目標は適正・終生飼養100%」。
その結果、「殺処分は限りなくゼロ」になります。
殺処分問題という悲しい事件を無くすには、犬を飼いたいなら、犬を大切にしているブリーダーや描写を見極め、そこから譲ってもらうことが重要だと考えております。
現在は犬の殺処分への取り組みで猫への殺処分への取り組みは十分に出来てはおりませんが、猫の殺処分問題に関しても少し考えてみましょう。
猫の殺処分数は1991年をピークに減少に転じたものの、犬のように減らないのはどうしてでしょうか?
そこには、飼いきれない子猫が生まれ、「飼い主のいない猫」と「飼い主のはっきりしない猫」の存在があります。
猫も「室内飼養」「最後まで飼う」等の飼い主責任は普及しつつあり、また、保護をして里親を探す保護団体も増えていますが、子猫の産まれる数が多すぎます。猫の殺処分の減少には、繁殖の管理が必要不可欠です。
名称 | 特定非営利活動(NPO)法人 ドッグセラピージャパン |
住所 | 福岡県北九州市小倉北区片野3丁目14-1 地図・アクセス |
電話番号 | TEL: 093-923-2128 |
事業内容 |
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特定非営利活動の種類 |
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