DTJブログ
福岡県消滅可能性都市ワースト1鞍手町。このままでは2040年をまたずに消滅してしまう
鞍手町新庁舎の建設費が当初の1.8倍の63億円に
過疎化による人口減少(約6%減 5年に一度の国勢調査結果)が続く鞍手町
新庁舎建設・近隣整備の維持と財政負担の増加。
町民の幸福をどのように考えるのか?
2010年 | 2015年 | 2020年 | 2025年 | 2030年 | 2035年 | 2040年 | ||
年少 人口 |
実数 | 1,901 | 1,815 | 1,473 | 1,486 | 1,569 | 1,609 | 1,584 |
対2010年比 |
100% | 95% | 77% | 78% | 83% | 85% | 83% | |
生産年齢人口 | 実数 | 10,311 | 8,658 | 7,930 | 7,307 | 6,852 | 6,452 | 5,940 |
対2010年比 | 100% | 84% | 77% | 71% | 66% | 63% | 58% | |
老年 人口 |
実数 | 4,872 | 5,534 | 5,879 | 5,677 | 5,263 | 4,819 | 4,571 |
対2010年比 | 100% | 113% | 121% | 117% | 108% | 99% | 94% | |
総人口 | 17,088 | 16,007 | 15,282 | 14,470 | 13,683 | 12,879 | 12,094 |
鞍手町まち・ひと・しごと創生総合戦略 6.人口ビジョンと政策目標 表1:社人研の人口推移と鞍手町の人口推移(将来展望)
下記の2つの問題に対して町長や役場職員に違和感を感じる。
その為、公正・中立な立場の第三者委員会に調査していただき、事実関係を究明・認定し、必要に応じて意見などを形成し、報告していただきたい。
違和感
①新庁舎建設費用の妥当性や工事計画の進捗状況
②駅関連施設指定管理者の指定。古い体質を変えられないのか?
① 新庁舎建築費高騰(全体の工事は必要なのか?)
・当初建設費36億円 → 63億円
・63億円の事業費内訳。役場に関連している事業費が下がり、その他の事業費が上がっているのはなぜ?
役場の建設費用は上がってないから関係ないという姿勢ではないのか。
・2021年3月6日時点、(阪急CM事業費の内訳)
全体事業費53億2130万6000円。設計は佐藤総合計画
事業費35億6172万5000円
設計費 3億6532万4000円
周辺道路や博物館建設などその他関連事業が13億9425万7000円
設計費は53億2130万6000円の中に入っていたのでは?
・今まで記載がなかった、調査・設計・移転費用等で12億?
建物は中央公民館より【くらじの郷(現在の福祉拠点)】が新しいのに
どうして古い中央公民館を改装してまで移転しないといけないのか?
何億もかけて拠点を整備して本当に町民の生活は豊かになるのか?
豊かになるのは役場職員だけではないのか?
・今回の事業費の増加により、町民の年間負担金が3,000万円も増えている。これから人口が減り町民負担は今後増えていくのは確実。
そんな町に新しく住もうと思うのか?全体事業の見直しが必要なのでは?
「これ以上借金をして、最終的に廃庁舎になって数年後には鞍手町民がその借金を被る ことになりかねない」役場新庁舎に加え、周辺外構整備、博物館別館、中央公民館大規模改修をするというが、整備費は毎年10億円ずつ増えている。この事業が足かせどころか鞍手町の倒産につながりかねない。
しかも、年間維持費のことを何も書かれていないがどの位かかるのだろうか?
エレベーターの保守・修理、ワイヤー交換のことは分かっているのだろうか?
② 大差がついた駅関連施設指定管理の書類審査
現在の管理業者 |
上木月地縁団体 |
569点 |
355点 |
上木月の高齢化率 約48%。免許返納者が増えているのに
上木月には公共交通機関は通ってなく
何度もコミュニティバスを通してと陳情しても無視。
町道に面した神社の石垣が崩壊した時も無対応。
地域コミュニティの低下により安否確認が課題などにより、
今後、地域における生活機能の維持が困難。
そこで地元住民が自分達でできることは自分たちでやろうと上木月地区は、
集落機能を補完する為新たに地縁団体(法人化)を発足
地域を法人化し鞍手駅関連施設指定管理に応募。
結果は
惨敗
指定管理者制度とは
公の施設(※1)を民間事業者やNPO法人、ボランティア団体などに管理してもらう制度です。指定管理者は、施設の清掃、警備、保守、使用許可、各種事業の実施など、包括的な管理・運営業務を行います。また、指定管理者制度の指定自体は議会ではなく首長が行うものであり、議会は首長の指定の提案に対する賛否を議決することとなります。
※1 公の施設:第二百四十四条 普通地方公共団体は、住民の福祉を増進する目的をもつてその利用に供するための施設
2023年11月 1日 申請書提出(11月8日期限)
2023年11月13日 指定管理者書類審査 決定
11月22日 鞍手町HPに書類審査による結果公表
11月30日 上木月公民館に書類審査決定の書類が届く
11月30日 メールでの質問
こんなに点差があれば回答が簡単だと思い都市計画課にメールにて質問(以下質問内容)。
すると都市計画課からは回答なし。
12月18日、町長から「18 選定結果の通知」における「審査内容についての問い合わせ及び選定結果についての意義は、一切受け付けない」により、回答いたしかねます。との事。により回答なし。
以下、質問
5年後にまた応募をしますので、7つの質問に回答していただければ幸いです
① 書類審査を行なった評議委員を教えていただきたい
② 大差になった理由のひとつとしてJR子会社から雇われているJR OBしかできない駐車場管理があげられる。JRのOBしかできない駐車場管理とは?
③ 駅駐車場の問い合わせは現在、水曜、日曜祝日が定休日となっている。その時に問題が起きた場合の対応は?
④ 町は創業支援を行っている。どうして地元住民が法人化したのにも関わらず応援をしない?
⑤ どうして上木月を見捨てるのか?
⑥ どうして事前に収支の公表をしなかったのか?
⑦ JR子会社(JROB)しか解決できない駐車場の問題が、そんなにおきているのか?
質問理由
①
評議委員は権力者。町の行方を左右する人 あらゆる情報をオープンにした上で 評議をしないといけない。しかも、町民が選んだ町長が「評議委員が行うことには口出しができない」と言っていた様子。どんな有識者が入っているか町民には知る権利がある
②
上木月には
防犯のプロ 警察OB
防災のプロ 消防、自衛隊OB
駅にたむろする非行少年の相談にのれる教師OB
が何かあれば10分以内で駅駐車場までかけつけられる。
また、役員の中には、管理職やNPO理事もはいっており収支管理や運営のサポートができるのに、JR OBしかできない管理・運営とは何か?をオープンにしてもらいたい。
③
365日休みなしの障がい者就労支援施設が、相談・苦情等の問い合わせの受付を365日でき、何かあれば10分以内でかけつけられる。最適な立地にあるにもかかわらずどうして、定休日があり、緊急時の対応が遅れるJR子会社が指定管理者として最適なのかを知りたい。
④
昨今、スタートアップが注目されている。しかも、鞍手町は創業支援を行なっている。地元住民が集落を束ねて法人化し中長期的に着実な成長を目指すために、駅駐車場の管理を行いながら、地域で新たなサービスやビジネスを展開し地域住民相互の連絡、環境の整備、集会施設の維持管理など、良好な地域社会の維持及び形成に資する共同活動を行い、地域をよくしようという目的で指定管理者に応募したのにも関わらず、鞍手町は町民を応援しないのはなぜ?
⑤
・公共交通機関がない
・コミュニティバスの路線外
・もやいタクシーは1時間前の予約が必要なので帰りには使いにくい
・上木月地区は近いうちに高齢化率50%になるのは確実。福祉サービスが遠く恩恵がない
・緊急避難時、古月小学校までどうやって高齢者が避難するのか?
・町道に面している神社の石垣崩壊時、町は無対応
・災害がおき高齢者の避難が遅れた場合、これは災害ではなく町がおこした人災だ!
⑥
駅管理駐車場の指定管理の収支訪ねた時に、法人の個人情報と聞いたが、法人全体ではなく鞍手駅前の収支はオープンに公表するべきではなかったのか?町が委託した指定管理業者の収支。町民が知る権利があったのでは?
どちらの方が町民に対していいサービスができるのだろうか?
住民アンケートを実施していただきたい
現在の管理業者 |
上木月地縁団体 |
JR OBが鞍手駅前駐車場の管理
JR OBしかできない駐車場管理とは?
駅駐車場に、かけつけるまで時間がかかる |
防犯のプロ 警察OB 防災のプロ 消防、自衛隊OB 駅にたむろする非行少年の相談にのれる 教師OBが何かあれば10分以内で駅駐車場にかけつけられる。 (上木月には地の利がある) |
問合せ、休日
問合せ JR子会社 水曜、日・祝日 定休日 |
問合せ先の障がい者就労支援施設365日休みなし。365日問合せ可能 |
駅駐車場見回り
朝、夕 在中 |
朝夕在中の他、昼2回巡回(障がい者就労支援利用者の送迎のため昼2回駅に行く) |
利益が生じた場合の法人住民税の納税地
福岡市 |
鞍手町 |
町民の生活はキツキツだというのに、
新庁舎関連については湯水のごとくお金が使われ、
費用負担の額も上がり続けている。
「誰が責任を取るのだろうか…」
自分たちのやっていることを、正当化するために町民を犠牲にしているのでは