DTJブログ
上木月との出会い
2019年4月 上木月との出会い
2020年4月 土地売買締結。福祉施設整備補助金採択
上木月との出会い
私たちは、障がい者とセラピー犬の出産~子育て、お世話、お手入れを行っています。
将来セラピー犬のブリーディング(※1)を広い土地で行い、高齢になっても安心して犬と暮らせるように
・ 訓練したセラピードッグ(以下TD)の販売
・ 飼い主が長期入院の時は、TDを無料でお預かり
・ 飼い主が万が一(亡くなった)の時は、TDの里親を探す
サービスをつくりたいと思い、2016年頃から広い土地を探していました。なかなか条件や金額が合わず決まりそうで決まりませんでした。
(※1)ブリーディングとは:犬種の向上を目的に犬のメスとオスを交配させて子を産ませ育てること
そんなある日、「空き家バンク」のことを知り、2019年4月自治体のいろんなHPを見ていると、上木月の土地に出会いました。
担当者は、広い土地ですが古民家付。その古民家の中は荷物がそのまま。
中の荷物を処分するにしても莫大な費用がかかる
庭木や蔦、雑草の処分にも莫大な費用がかかる
古民家を修理・解体するにしても莫大な費用がかかる
だから見学には来ますが、ずっと買主が決まりません。
という話しを聞きましたが、
大きな木の木陰で走るセラピー犬
古民家の土間でセラピー犬とのふれあい
を想像すると『ココだ!』と思い、契約をしようと決めました。
ただ、持ち主が東京在住。しかも2か月前に亡くなっていて、その土地は遺産相続の真っ最中でした。不動産屋が「遺産相続には時間がかかるから、土地の名義変更はとても時間がかかるかもしれません」とのことでしたが、『ココだ!』と決め話をすすめていました。
やはり売買契約がなかなかすすまない中、福岡で行われた障がい者就労支援での勉強会の時に【福祉施設整備補助金】のことを知り、福祉施設整備補助金を活用すれば上木月でも『セラピードッグとふれあえるカフェ』を行えるのではないかと思い、売買契約前ですが補助金の申請も同時にすすめていきました。
土地売買締結。福祉施設整備補助金採択
2020年4月売買契約成立。その後、自分たちで古民家の中の荷物を廃棄、木や蔦を伐採していきました。中の荷物を出すのも一苦労ですが、何年も手入れされていない荒れた庭の整備というか木の伐採、草刈りが想像以上に大変。ひと雨降ればまた草が伸び、広い土地の管理の大変さを思い知らされていると、2020年7月整備補助金の内示ありました。それから、書類や設計図をそろえ、
10月に施工業者の入札
11月から工事着工
時代はコロナ!資材高騰により、変更箇所がでたり自分たちでできることは自分たちで行いました。
みんなで壁塗り
ドッグランの芝張りの下地作り