上木月地域の方との関わり

新型コロナウィルス感染症が猛威を振るい

犬カフェの営業再開の目処が

全く立たない状況が続く中

 

犬の仕事にはお休みはないので

セラピードックのお世話

        お手入れ

        訓練

        子育て 

犬のことについての座学 等

アフターコロナにむけて

人材育成を行いながら

ざまざまな対策をし

ギリギリのところで

何とかもちこたえていました

 

そんなかなり切羽詰まった状況の中

「庭でとれたから みんなで食べて♪」

と地域の方が野菜や果物の差し入れや

 

近所の方が

さつまいも掘りにおいで

 

庭の野菜をとりにおいで

 

地元の祭りの参加を誘っていただいたり

 

何百年と続く盆踊りの練習や

本番にスタッフたちと参加したり

 

草刈機やチェーンソーを使い

庭の草木を慣れない手つきで

切っていると、

見かねた近所の方が

使い方を教えてくださり

しかも、手伝っていただいたり

 

「もう家で飾らなくなったから」と

ひな人形をいただき

飾り方を教えていただき

お雛様パーティーをしたり  等

 

地域の行事に参加させていただき

コロナウィルス感染症で

何もできない

何をやってもうまくいかない

絶望の中にいた私たちに

上木月の方の温かみや繋がりで

心が救われました

 

また、近所の方と希薄な関係の小倉とは

違い近所の方と立ち話をしていると

 

80歳を過ぎて免許の返納をしてから

買い物が大変

もやいタクシーはあるけど

一時間前の予約が必要だから帰りは

結局、タクシーを使うからお金がかかる

物価・光熱費の大幅値上が家計を圧迫

しているから今後は不安

 

上木月地区には公共交通機関はなく

コミュニティバスも路線外だから

何度もコミュニティバスを通してと

鞍手町に陳情したけど無対応

 

町道に面した石垣が崩壊した時も

町は無対応

 

 

町のことを聞けば

1968年に建てられた

給食センターは建て替えず

50年以上そのまま

災害が発生した場合

建物崩壊、火災の発生は

大丈夫なのか?

 

キャンプ場を作ったのはいいが

平成27年から何年も使われていない

しかもキャンプ場は借地なので

家賃を税金で払っているのに

何も進展なし

 

温泉を作ったが閉館。しかも

毎年4,000万以上の赤字をだしている

くらじの郷

 

 

大きな箱モノを作っても

町はうまく使いきれないのに

また大きな役場を作ろうとしている

 

いろんな声を聞き、今後、

人口減少と少子高齢化が進行する中

役場を大きくして経費が圧迫し

見守りや支援が行えるのか?

 

町長はじめ役場の人は本当に

町民のことを考えているのか?

と思うようになりました。

 

これからの時代

高齢化世帯や独居高齢者の増加など

今まで以上にコミュニティの役割が

必要になってくると感じます。

 

コミュニティが希薄化してしまえば

買い物の利便性が低下するだけでなく

住民同士の交流の場も失われ

地域のお祭りや伝統の継承が難しくなります

 

持続可能な地域の存続とより一層の

生活環境の向上のためには

 

非常時に地域住人同士がサポート

し合うことが重要な要素になってきます。

 

さらに言えば地域の見守りや支え合いがあれば、

地域住人が犯罪や事故といったリスクを

最小限に抑えて安全に暮らすことが可能となります。

 

そんな思いを持って、地域をより良くするために

上木月での事業を軌道に乗せ

安定的な収入を確保し

高齢者や障がい者にもやさしく、

未来の子どもたちにも豊かな環境を

しっかり引き継いでいき、地域に住む人々が

安全で暮らしやすい居住環境と基本的な

サービスにアクセスできる環境を整え

地域の文化を次世代へつなぎ

世代を超えた交流の場をつくりたいと

考えはじめました

2024年1月4日 4:09 PM 投稿者:ドッグセラピージャパン
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